1920年代イギリス製ブックケース
1920年代 イギリス製 ジャコビアン期(1600年代)のデザインの特徴を良く出している家具
W135×D35×H135 材質:オーク材 エリザベシアン期(1560年代〜)流行の装飾:トップ
パーツは ヌーリング(教会のアーチ窓をイメージとしたデザイン16世紀前半に流行)天板下*
は、ストラップワークの装飾 中央扉(アプライトモールディングの幾何学的な装飾)その**
両脇の正面たてに、ガドルーン装飾(数珠玉状の彫刻) 脚はバンフット***************
ブックケースの収納
(真ん中の収納 ):*************************
主に陶器、源氏物語、プルースト等シリーズ本類と*
情報公開のための文書管理ガイド(村岡正司の本)*
(両サイドの収納):*************************
主にリンドナー(ドイツ南東部の磁器窯)の陶器、*
ノリタケの銀ポット**********************
ブックケースの上のインテリア
主にオールドノリタケコレクション、
ランプ、故メリー写真皿他***
〔解 説〕ヌーリングとは
トップパーツの装飾は、ヌーリングといって教会のアーチ窓をイメージとしたデザイン
16世紀前半に流行*********************************************
〔解 説〕ストラップワークの装飾とは
たい帯や革ひもが交差したり、織り交ぜられたようなデザインが帯状に彫刻で、
エリザベシアン期に流行*************************************
〔解 説〕アプライドモールディング/オーナメント装飾
1660年以降のレイト ジャコビアン期から流行した幾何学模様に貼付け面材(アプライド
モールディング)オーナメント装飾の扉→この装飾は、1660年以降のレイト ジャコビア
ン期から流行した貼付け面材、装飾方法(アプライドモールディング/オーナメント:*
アンティーク用語集より )です。************************************
ルネッサンスの影響を受け、幾何学模様に面材を正面扉に貼付けました。これは製材技術
の進歩によって以前よりも薄板が製材出来る様になり、厚材から削り出す労力と材料の**
無駄を省き、軽量化にも繋がりました。*********************************
〔解 説〕ガドルーン装飾
家具にほどこされるミカンの房のような形状が連なっているような数珠玉状の装飾(彫刻)の一種です。
〔解 説〕バンフットとは
バンフッドとは、脚の形状の一つで、ボールのような球形をつぶして平たくしたような形の脚のこと
をさします。もともと、英語でコッペパンのことを「 バン 」 と言い、コッペパンに形が似ている**
ことから「 バンフット」 と呼ばれてるようになりました。*****************************
バンフットは、チェストやキャビネットの他、椅子やソファの脚に使われることもあり、17世紀中**
ごろから登場したと言われています。それ以降も、時代によって少しずつ形を変えながら、現在に****
いたるまでずっと使われ続けている定番の脚のデザインでもあります。*********************
出典:バンフットより
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