ミラーバックサイドボード
1910年代 イギリス製 W178×D65×H210 <材質>:オーク材 <収納>:主に伏見人形 *****
<上のインテリア>:主に、オールドノリタケコレクションと陶器天使人形(フランスで入手)他
ヴィクトリアン期(1837年から1901年 約64年)に流行した大型のミラーバ*
ックサイドボードのサイズダウン・改良版が、エドワーディアン期(1901年-1914
年期)には、ウォールナット材やマホガニー材でつくられました。このミラーバッ
クサイドボード(1910年代製)は、この時期と しては、大変めずらしいオーク材
製のものです。アーツ・アンド・クラフツ運動の影響を色濃く残しています。***
扉の高浮き彫りの彫刻
扉の彫刻のモティーフは、エドワーディアン期特有のもの扉の
立体的に浮き上がった「高浮き彫り」の彫刻は、加工しやすい
ため17〜18世紀の「ウォールナット材の時代「マホガニー材の
時代」の家具の装飾(植物や果物、 動物など立体的な彫刻)*
として、多く用いられました。オーク材のものは、大変めづら
しいものです。*******************************
イギリスの詩人、思想家、デザイナーであるウィリアム・モリス(1834年-1896年)が主導した******
デザイン運動です。美術工芸運動ともいい、1880年代から始まりました。ヴィクトリア朝の時代、*****
産業革命の結果として大量生産による安価な、しかし粗悪な商品があふれていたことからはじまりました。