ダイニングテーブル用チェア4客

1930年代 イギリス製 H110(背)材質:オーク材
1660年代デザイン再現 ******************
ツイストの脚のデザイン(脚の部分) ********
ストラップワークの彫刻(背の部分) ********



ラウンドテーブルと予備用チェア各2客

1930年代 イギリス製 H110(背)材質:オーク材
1660年代デザイン再現 王冠透かし彫り *******
ツイストの脚のデザイン(脚の部分) *********



〔解 説〕ツイストの脚のデザイン

「ツイスト 」の脚のデザインの正式名称は「バーリーシュガーツイスト(Barley Sugar Twist) 」 です。バーリー(Barley)とは大麦のことで、昔、大麦の優しい糖分から作られたクルクルネジネジ した「ねじり飴 」の形を模して、ねじった形のロクロ細工製が17世紀後半のイギリスで流行しま した。それでも当時、木を削る刃をスライドさせる技術が開発されたことで、造ることが出来る ようになった「木製家具の美的価値を高めるため 」のデザインがツイストです。



〔解 説〕ストラップワークとは

ストラップワークとは、家具に彫刻でデザインされた装飾の一つを言います。平たい帯や 革ひもが交差したり、織り交ぜられたようなデザインが帯状に彫刻され、サイドボードや キャビネットに施されていることが多いようです。英国の家具においては、16世紀中ごろ のエリザベス期に好んで用いられてきたといわれています。ストラップワークは家具の デザインのアクセントやポイントに使われていて、 そのデザインも家具に合わせた様々 です。繊細に彫刻されたストラップワークは当時の職人技を見ることができ、その仕上 がりの美しさに注目してみてください。



〔解 説〕チェアマン(chair man)の語源

エリザベス様式時代(1558年〜1603年)に、スツールやベンチに変わって、背もたれのつ いたダイニングチェアが誕生しました。背もたれが付いている椅子がめずらしかったこの 時代に、家の主人だけが背もたれ付きの椅子を使うことがあったことから、現在、組織の トップを意味する英語「チェアマン(chair man) 」という言葉が生まれたと言われています。




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